日照(リビング窓)は冬を想定しましょう
土地の三方もしくは旗竿地により四方 近隣の住宅に囲まれた土地に住宅を建てる際、皆さんが気にされる「採光」ですが、近隣建物に太陽光が遮られるのは冬の時期になりますね。
夏至は一日の中で日照時間が長いだけでなく上部からの採光も長時間採り込むことが出来ます。
一方、冬至(2020年12月21日)は一番低いルートになるので、この時期の採光窓位置の設計工夫がポイントになります。
木造住宅の勾配屋根や下屋にリビングなどを設置する場合は、「天窓」の効果は大きいです。
また、階段室の最上階天井部に設けることにより、最下階まで明かりを落とし込む手法など、敷地形状や近隣状況、居室位置に合わせて検討するのが重要です。
首都圏の商業地域などに建築される場合、建蔽率が大きく、隣り合わせの建物がギリギリで側面からの採光が望めない場合などは、「太陽光採光システム」を取り入れるのも一つですね。
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