車椅子住宅の設計のヒント

熊本県が豪雨により河川の氾濫で大変なことになっていますね。。

数年前の茨城県常総市で鬼怒川が氾濫したときのことを思い出します。

屋外が浸水している場合、障がいがあるかたが避難するのは危険なので、家屋内で安全対策をとる必要があります。

車椅子住宅において「平屋」が移動も楽で人気がありますが、浸水などハザードマップに指定されている地域は、複層階+ホームエレベーターの組み合わせで、上階へ避難する選択肢も一つです。

上階では車椅子で出られるバルコニーを設置することで、消防や自衛隊の救助を受けられやすくする工夫も大切です。

3階建て住宅の場合、消防隊進入口の指定箇所を車椅子使用者の避難口として検討することでスムーズな救助も可能になります。

コロナ禍の中、避難所での感染も危惧されるので、これからの注文住宅においては「耐震」「省エネ」に加え、「自宅内避難」が可能な設計がポイントですね。


(以下)Yahoo!天気・災害 ホームページより

避難=避難所ではない(垂直避難のすすめ)

災害が起きそうなときは、近所の体育館や公民館に避難することだけが選択肢ではありません。

外が真っ暗だったり、浸水していたり、避難することが危険な状況のときは、自宅のできるだけ上の階や、近くにある頑丈な高い建物に避難することが大切です。

これを「垂直避難」といいます。土砂災害の可能性もあるため、山からできるだけ離れた部屋を選ぶなどして、最低限の安全を確保しましょう。

やすらぎ介護福祉設計

「衣・食・住」から「医・介・住」の時代へ 少子高齢社会を迎えた今、これから子育てをされる世帯から終の棲家まで、生涯安心して暮らせるサポートをしております。 メインの建築設計・施工監理をはじめ、介護・福祉相談分野(独立系社会福祉士)、不動産・相続相談分野(FP・不動産)の3つを軸として人生の総合設計をお手伝い致します。